顔のむくみは何が原因?おすすめの対策方法もご紹介

食事

「最近顔のむくみがひどくなっている気がする・・・」
「顔がむくみやすい人はどんな特徴があるの?」

第一印象が決まる顔がむくんでいたら、その日一日中ブルーになりがち。
顔がむくむのは生活習慣から病気のサインなど理由は様々です。

この記事では顔のむくみの原因について解説しながら、おすすめの対策方法もご紹介します。

顔がむくむ原因


顔がむくむ原因やむくみやすいタイミングは次のものがあります。

  • 生理前や生理中
  • 鎖骨のリンパ節の滞り
  • 猫背や身体が冷えやすい
  • 飲酒
  • 塩分の摂りすぎ
  • 腎機能障害や肝硬変などの内臓疾患

生理前・生理中

女性の場合、生理中や生理前はむくみやすいタイミングです。
生理前の身体は妊娠に備えて栄養を溜め込もうとします。
従って、水分も身体に溜まりやすい状態になるのでむくみが生じやすくなりますよ!

鎖骨のリンパの滞り


顔から近い鎖骨には身体の中でも大きなリンパ節が存在します。
余分なリンパ液や老廃物を静脈に送る働きを行っているので、滞りがあるとうまくリンパ液を送り出すことが出来ないため、むくみの原因になってしまいます。

猫背や身体が冷えがちの人は、特に鎖骨周りが硬くなりやすく、リンパの滞りも生じやすいので姿勢の改善にも意識しましょう。

鎖骨のリンパ節はマッサージでもある程度むくみの解消が期待出来ます。
こちらの記事でもご紹介しているので是非チェックしてみてくださいね。

鎖骨のリンパマッサージで小顔を目指そう!リンパマッサージのコツ3選

飲酒・塩分の摂りすぎ


アルコールの持つ利尿作用は、かえってむくみの原因になりますよ!
尿から水分が排出されることで身体はかえって水分を溜め込みやすくなります。

また、塩分は身体の中で一定量が保たれており、塩分を取り過ぎると身体の塩分濃度が高くなるので身体が薄めようと水を溜めこもうとします。

塩分やアルコールと顔のむくみについてはこちらの記事で解説しているので参考にしてみて下さいね。

顔がむくむ原因は食べ物?塩分が高いものを食べるときの注意点

病気のサイン

腎機能障害や肝硬変といった内臓や甲状腺の疾患、アレルギーでも顔のむくみが生じる場合があります。

顔のむくみが続くときや、息苦しさや皮膚の変化など、いつもと違う状態が続くときははやめに診察を受けた方が賢明です。

おすすめのむくみ対策

ここからはおすすめのむくみ対策をご紹介します。

血行改善

血行不良の状態では身体に溜まった老廃物や水分が上手く排出されません。

  • 身体が冷えている
  • 運動不足
  • 鎖骨周りを押すと硬く、リンパ節が溜まっている感じがする
  • 姿勢が悪く、肩が前に出ている

これらはすべて血行不良の原因になります。
身体の冷え対策やマッサージ、適度な運動を行うことでむくみ対策に繋がります。

すべてに取り組むのは難しくても、シャワーで済まさずに湯船につかったり、気がついたときに簡単なストレッチを行うなど、出来ることから初めてみましょう。

食生活の見直し


アルコールや塩分の摂取量を見直してみましょう。
特に、塩分は食事に気をつけていても摂取量が多くなりがちです。

日本人は特に塩分が高くなりやすい食事の特徴があるので、自炊する場合でも減塩の調味料を選んだり、塩分を排出するカリウムが多く含まれた食材を選ぶと良いでしょう。

カリウムは緑の野菜にも多く含まれるミネラルです。
サプリメントで摂らない限り、過剰摂取になる心配はほぼないので積極的に野菜を摂ることを意識してみてくださいね。

塩分の多い食べ物ベスト3

まとめ


いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!

  • 顔がむくむのは生活習慣や病気のサインなど理由が様々ある
  • 女性の場合生理前や生理中は妊娠に備えて栄養や水分を溜めやすくなるのでむくみのリスクが高くなる
  • 顔に近い鎖骨には大きなリンパ節が存在し、滞りがあると老廃物やリンパ液を送り出すことが出来ずにむくみの原因になる
  • アルコールの持つ利尿作用は、かえって水分を身体に溜め込みやすくするのでお酒をよく飲む人はむくみやすい
  • 身体は一定の塩分濃度を保っているので、身体の塩分が高くなると薄めようとして水分を溜めやすくなり、身体のむくむ原因になる
  • 内臓や恒常性疾患、アレルギーでも顔のむくみが生じる場合がある
  • 血行不良はむくみの原因になるので、気がついたときにマッサージをしたり、シャワーで済まさずに湯船につかって身体を温めることでもむくみの対策ができる
  • 日本人は食事の特徴上、塩分を多く摂りがちなので、減塩の調味料を選んだりカリウムの多い食材を積極的に摂るのもおすすめ

食習慣や姿勢など、むくみ対策のために目を向けるポイントは多いですが、まずは自分が取り組めそうなものからトライしてみましょう。