顔がむくむ原因は食べ物?塩分が高いものを食べるときの注意点
「朝起きたときの顔のむくみが、最近酷くなってきている気がする・・・」
「食べ物の好みが変わってから顔がむくみはじめた!」
疲れが溜まってきたときや、味の濃いものを食べた翌日に顔がむくんでパンパンになってしまった!という経験は誰しもがあるもの。
何となく塩分が高いものを食べると顔がむくむのはわかっていても、ついつい手が伸びてしまうときもありますよね。
この記事では塩分が高いものを食べるときの注意点や、むくむリスクを最小限にする方法をご紹介します。
むくみの原因になる食べ物
むくみの原因になる食べ物には次のものがあります。
– 塩分の高いもの
– 糖分が高いお菓子など
– アルコール
塩分(ナトリウム)は、カリウムと呼ばれるミネラルと身体の中で濃度を一定に保たれています。
塩気の多いお菓子や料理を食べると、身体の中の塩分濃度が高くなり、この塩分濃度を薄めようと水が溜め込まれやすくなります。
これが塩分の高い食べ物で身体や顔がむくんでしまう原因です。
また、スイーツなどの糖分が高い食べ物も水を溜め込みやすい性質があるので、食べ過ぎには注意が必要です。
勿論、ジュースにも糖分が多く含まれている場合があるので栄養成分をチェックするようにしましょう。
アルコールがむくみの原因になるのはアルコールが持つ利尿作用のせい。
尿により水分が排出されることで、身体は水分を溜め込みやすくなります。
お酒を飲むときには必ず同じ量以上のお水を摂るようにしましょう。
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塩分の高い食材を食べるときの注意点
ここからは、塩分の高い食べ物を食べるときの注意点をご紹介します。
接待やお付き合いなどでどうしても塩分の高いものを食べなければならないときもありますよね。
むくみのリスクを最小限にする方法についても解説します。
お酒の席では飲み方とおつまみに注意
お酒の席では塩分の高いおつまみが用意されているケースがありますよね。
アルコール+塩分の高い食べ物の組み合わせは、むくむリスクが高いので次のことを意識しましょう。
– おつまみは塩分(ナトリウム)を排出してくれるカリウムが豊富な海藻サラダや野菜を選ぶ
– お酒を飲むときは控えめに、お酒と一緒にお冷やを頼む
– デザートは控える
おつまみやお酒の飲み方を変えるだけでも、リスクを抑えることができますよ!
できるだけ入浴する
入浴することで、身体の血行を改善することができます。
普段から冷え症の人は血液の循環とともに、身体の水分調整が上手に出来ていない傾向がありますよ!
身体を温めて汗をかくことでむくみを早く解消することに繋がるので、むくむリスクの高いものを食べた日は特に湯船につかることがおすすめです。
リンパマッサージで血行改善
私たちの身体にあるリンパ節はリンパ液の内部の老廃物や最近、余分な水分を濾過・排出する働きがあります。
リンパ節に働きかけるリンパマッサージをすることで、水分の代謝を促すことが出来ますよ!
リンパ節は脇の下、鎖骨回り、太ももの付け根や顎の下などありとあらゆる部分にあり、その中でもリンパの終点となるのは鎖骨回りのリンパ節です。
静脈に通じている部位なので、顔のむくみが気になるときは鎖骨周りのリンパ節をほぐすマッサージも効果的です。
こちらの記事ではすぐに出来るリンパマッサージの方法を解説しています。
入浴しながらのリンパマッサージは効果的なので、是非試してみてくださいね。
鎖骨のリンパマッサージで小顔を目指そう!リンパマッサージのコツ3選
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
- むくみの原因になる食べ物には塩分・糖分が高いもの、アルコールがある
- 身体の塩分濃度が高くなると薄めるために水分を引き込みやすくなる
- 糖分が高い食べ物も水を引き込む性質があるので注意が必要
- お酒の席ではむくみのリスクがある食べものが多いので、お酒の飲み方やおつまみの選び方に注意する
- 入浴して汗をかくことで、代謝が改善されて体内の水分を調節することに繋がる
- リンパマッサージで水分代謝に働きかけることができるので、むくみが気になるときには取り組むことで効果が期待出来る
むくみの原因になる食べ物は沢山ありますが、スイーツやお菓子など嗜好品も多いのですべてを我慢することは辛いですよね。
お仕事のお付き合いでどうしてもお酒を断ることが出来ない場合もあるので、リスクのある食べものの扱い方を知ることで、むくみを最小限にすることが出来ますよ!
是非、ポイントを抑えて日々の食生活にお役立てください。