妊娠線を薄くしたいときに行うべきセルフケアと食事
「産後ダイエットをしたら、今度は妊娠線が気になってきた」
「美容皮膚科に頼ること以外で、何かできることはないの?」
出産後に気になる妊娠線を薄くするためのアプローチ方法や食事で出来る対策方法をご紹介します。
妊娠線とは
妊娠線は、基本的には肥満や成長期のときに、身体の成長に皮膚の伸長が追いつかない場合に皮膚の真皮が裂けてできるストレッチマーク(肉割れ)と同じです。
お腹は脂肪がつきやすい部位なので、ストレッチマークのつきやすい部位に該当します。
ストレッチマークについてはこちらの記事でも詳しく解説していますので是非チェックしてみてくださいね。
妊娠線は基本的には消えない
妊娠線は肉割れと同様に元通りの状態にすることは、極めて難しいと言えます。
医療機関でも、妊娠線に対する手術の目的はあくまで薄くするためのものです。
しかしながら、努力次第では薄くすることも可能なので出来ることから始めましょう。
おすすめのセルフケア
ここからはおすすめのセルフケアについてご紹介します。
マッサージと保湿
乾燥した状態は肉割れがしやすい環境を作ります。
保湿効果のあるオイルやクリームを使って、乾燥からお腹を守りましょう。
皮膚の伸長が起きてる妊娠中の人は、保湿をすることで予防の効果が期待出来ますよ!
妊娠中は匂いに敏感な時期でもあるので、無香料のものや柑橘系の香りを選ぶと良いでしょう。
また、マッサージを行うことで身体をあたためて新陳代謝を促すことが出来ますよ!
肉割れは真皮が傷ついている状態です。
新陳代謝を高めることで、ターンオーバーによる皮膚の入れ替えを促す効果が期待出来ます。
お腹だけでなく、大きな筋肉のある下半身をマッサージすることでも効率的に身体を温めることに繋がります。
【大正健康ナビ】血行を良くするセルフケア STEP3 「ふくらはぎのむくみを取りポンプ機能を改善する運動」
食事で意識するべきこと
肌を作る材料になる栄養素や、新陳代謝を促す食事を摂ることを意識しましょう。
ビタミンEやビタミンAは皮膚組織の細胞や組織を守る働きがあります。
また、たんぱく質とビタミンCは肌のコラーゲンを作る材料になりますよ!
ビタミンAはかぼちゃやニンジン、ピーマンなどの色鮮やかな食材、緑黄色野菜にも多く含まれています。
ビタミンEはくるみやナッツ、アボカドなどの種子類に豊富に含まれています。
食事で摂ることが難しい人はサプリメントも旨く活用してくださいね。
普段からあまり水分を摂らない人はいつも以上にお水を飲むことを心がけましょう。
水分をしっかりと摂ることで新陳代謝を促すことが出来ます。
また、栄養素を吸収しやすい腸内環境を作ることも大切です。
食物繊維が豊富なバナナを間食にチョイスするのも良いでしょう。
さらに、バナナに含まれているGABAの成分が脳の血管の収縮の指示を和らげる働きがあります。
血管の収縮を和らげて血流を促すことで血行改善に繋がり、さらには代謝アップにも期待出来ますよ!
バナナを食べるメリットについてはこちらの記事でも解説していますので、是非参考にしてみてくださいね。
高血圧の対策にバナナがおすすめの理由
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
- 妊娠線は、基本的には肥満や成長期のときに、身体の成長に皮膚の伸長が追いつかない場合に皮膚の真皮が裂けてできるストレッチマークと同じ
- 妊娠線のある状態からもとの状態に戻すのは極めて難しい
- セルフケアでも努力次第では薄くすることもできる
- 乾燥は肉割れしやすい状態を作るので、保湿をすることで予防の効果が期待出来る
- マッサージすることで新陳代謝を促して肌のターンオーバーの促進に繋がる
- 食事では肌の材料になる栄養素を摂ることや新陳代謝を促すことを意識する
- ビタミンEやビタミンAは皮膚組織の細胞や組織を守る働きがある
- ビタミンCとたんぱく質はコラーゲンを作る材料になる
- 水分をしっかり摂ることで、新陳代謝を促すことができる
マッサージや保湿だけでなく、肌を作る材料となる栄養素をしっかり摂るなどの内側からのアプローチも重要です。
今期強く取り組む必要がありますが、積み重ねることで解消にも繋がります。
内側・外側からの対策を併用して、改善を目指しましょう!