生理中にむくむ原因とおすすめの改善方法3つ

ダイエット

「生理中は水を飲んでも太った様に感じるぐらいむくむ・・・」
「むくみで靴下の跡がなかなか消えない!生理中のむくみを解消する方法はあるの?」

生理中は妊娠に備えて身体が水や栄養を溜め込みやすくなるため、むくみやすくなる傾向があります。
毎月の身体の変化とはいえ、人に会う約束やイベントに生理が重なるとむくみを少しでも抑えたいですよね。

この記事では、生理とむくみの関係についておさらいしながら、おすすめの改善方法を3つご紹介します。

生理中に身体がむくむ原因

前述にもあるように、妊娠に備えて生理の1週間ほど前から身体は水や栄養を溜めやすくなります。
身体が栄養を蓄えようと食欲が増進し、身体は省エネモードになるので運動をしても脂肪は燃焼しにくくなるので、ダイエット中の人は特に生理の期間にモチベーションを保つのが難しくなりがち。
水分も溜め込みやすくなっているので生理前からむくみやすくなります。

これは、女性ホルモンの黄体ホルモンが影響しているためです。
黄体ホルモンの働きは妊娠の維持。
体温を上げたり、分厚くなった子宮内膜を柔らかくして妊娠するための環境を整えます。

また、生理中のむくみは自律神経が関係していますよ!
自律神経は血流の動きに関与します。

生理前は黄体ホルモンの分泌が増え、生理中は減っていくので自律神経の働きが崩れやすくなります。
これにより、血流の調節に影響が生じるため身体がむくみやすくなってしまいます。
この時期に気分の落ち込みや、頭痛が起こるのは自律神経も影響している可能性もあります。

むくみを解消するおすすめの方法


ここからは、生理の前後に生じる身体のむくみを改善するおすすめの方法を3つご紹介します!

締め付けるタイツや下着の着用を避ける

着圧のタイツやスパッツ、コルセット、補整下着の着用は生理中や生理前のむくみが気になりだしたタイミングでは控えておいた方が無難です。
強い締め付けは血流に悪影響を及ぼし、血液の循環不良からさらにむくみが酷くなる原因になります。

自律神経の働きが弱くなって、身体の変化が多い生理前や生理中は着用時間を短縮したり、身に付けること自体を控えましょう。

マッサージを行う


血行不良が起こっているタイミングは、マッサージにより滞りを解消しましょう。
生理中はシャワーで済ませている人は特に、いつもより身体が冷えやすい状態であることを意識してくださいね。

マッサージでリンパ節の凝りをほぐして血液の循環を促すことで、血行を改善することができます。
こちらの記事でもリンパマッサージについて詳しく解説していますので、是非チェックしてみてくださいね!

鎖骨のリンパマッサージで小顔を目指そう!リンパマッサージのコツ3選

塩分の摂りすぎに気をつける


こちらは日頃から気をつけておくべきことですが、水分を引き込みやすい生理中は特に意識しましょう。

私たちの身体は一定の塩分濃度が保たれています。
塩分の高い食事を摂ったときなど身体の中で塩分が高くなると濃度を保つために水分を溜め込みやすくなり、その結果むくみに繋がります。
生理前の女性ホルモンの分泌の増加や生理中の自律神経の乱れによるむくみとタイミングが重なるのは避けておきたいですよね。

反対に、身体の余分な水分を排出する働きのあるカリウムはむくみにも有効です。
カリウムな豊富なバナナは一本食べると満腹感もあるので、生理中の甘いものが食べたい!という衝動食いの対策にもおすすめですよ!

【1分で栄養士】高血圧とむくみにバナナ!カリウムって何

高血圧の対策にバナナがおすすめの理由

まとめ

いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!

  • 妊娠に備えて生理の1週間ほど前から身体は水や栄養を溜めやすくなる
  • 生理前のむくみは女性ホルモンの黄体ホルモンが影響している
  • 生理中のむくみは自律神経の働きが乱れによるもの
  • 生理中は血行不良を招く恐れのある締め付けがきつい下着の着用を避ける
  • 身体が冷えてむくみやすい生理中はリンパマッサージで血行を改善する
  • 塩分の摂りすぎはむくみを悪化させやすくなるので、塩分量に気をつける
  • 水分を排出してくれる働きのあるカリウムの豊富なバナナを生理中の間食にすると、ドカ食い予防にも繋がるのでおすすめ

毎月の体調の変化にダイエットだけでなく、体調や感情にまで影響を受けてしまうこともありますよね。
対処方を知っておくことも、影響を最小限に抑えることに繋がりますよ!
今回の記事でご紹介した内容を是非試してみてくださいね。