僧帽筋を鍛えると首が短くなる?女性こそ鍛えるべき理由とおすすめのトレーニング
「首が短めの骨格ストレートだから、僧帽筋のトレーニングは避けています!」
「僧帽筋を鍛えるとなおさら首が詰まって見えそう・・・」
僧帽筋のトレーニングと聞いて、何となくネガティブなイメージはありませんか?
首から肩にかけて広がっている筋肉なので、大きくするのに抵抗がある女性は多いかもしれませんね。
しかし、鍛えることで肩こりの緩和や、背中の印象が変わるなど得られるメリットも多く存在します。
この記事では女性が僧帽筋を鍛えるべき理由と、初心者にもおすすめのトレーニングの方法をご紹介します。
僧帽筋とは
僧帽筋は頭の付け根から肩、最下部は腰の上の方にかけて位置する背中の筋肉です。
ひし形のように見える形をしていて、主に肩をすくめたり、肩の筋肉の三角筋の動きをサポートしたりする働きがあります。
日々の生活の中では物を持ち上げる動作にも関与しています。
女性こそ僧帽筋を鍛えるべき理由
僧帽筋は首と肩の間にあるモコっとした筋肉のイメージが付きがちですが、背中にある面積の広い筋肉なので、鍛えることで見た目や機能面においてもメリットがありますよ!
肩こり対策が出来る
僧帽筋を適度に鍛えることで血行が改善され、肩こりに効果が期待できます。
鍛える目的にもよりますが、高重量を扱ったハードなトレーニングを高頻度で行って追い込まない限りは首が短くなるぐらい盛り上がることは考えにくいでしょう。
普段のデスクワークやスマートフォンの操作では前傾姿勢が続き、僧帽筋は凝り固まって衰えやすい状態になります。
このような状態は僧帽筋が発達して大きく見えるのではなく、姿勢の悪さによって僧帽筋がこわばっている状態です。
固まりがちな僧帽筋を気づいたときにストレッチをしたり、軽いトレーニングをしてみたりすることも大切です。
綺麗な姿勢を保ちやすくする
頭や腕の付け根まで伸びている筋肉であることから、頭や腕を支える力が弱くなり、頭が前かがみになれば猫背、腕が前に出れば巻き肩になってしまいますよ!
また、僧帽筋が衰えていると周囲の筋肉もが僧帽筋の働きを助けるため、負担がかかっている状態になります。
僧帽筋がある程度鍛えられていれば、本来の正しい姿勢が保つことができるので、衰えないように筋力を維持する必要があります。
代謝が良くなり、燃えやすい身体になる
前述の通り、僧帽筋は面積の広い筋肉です。
筋肉は普段、私たちの身体を支えるだけでなく、体温を作り出す働きも担っています。
そのため、筋肉で必要とされるエネルギーが多いことから、筋肉量の多い人は基礎代謝が高いという特徴があります。
僧帽筋のような面積の広い筋肉を鍛えることで、さらに脂肪を燃焼しやすい身体を作ることが出来ますよ!
初心者にもおすすめの僧帽筋トレーニング
トレーニングに慣れていない人は有酸素運動の動作のあるトレーニングがおすすめ
運動経験のない人や、肩回りの動きに自信のない方は、いきなりダンベルを持つのではなく、こちらの動画のような有酸素運動の要素のあるトレーニングに取り組むと良いでしょう。
肩甲骨まわりから、腕をほぐす動作、僧帽筋が温まる動きもあるので、リフレッシュにもおすすめです。
女性必見!肩(僧帽筋)の盛り上がりをなくす方法【肩こり・首こりも改善する】 #130
物足りない方はダンベルやペットボトルでトレーニングしてみよう
よりレベルアップしたい方は、無理のない重さを扱うトレーニングにもチャレンジしてみましょう。
適度に負荷をかけることで、肩回りの血流を改善することに期待ができますよ!
お家で簡単トレーニング~シュラッグ(強度★☆☆)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後のこの記事のおさらいです!
- 僧帽筋を鍛えると首が短くなりそうなイメージがあるが、鍛えることで首周りの盛り上がりや肩こりにアプローチができる
- 頭や腕を支える僧帽筋を鍛えることで、姿勢の改善が期待できる
- 僧帽筋は大きな筋肉なので、ちゃんと動かしたり鍛えたりすることで基礎代謝がアップし、脂肪が燃焼されやすい身体を作ることができる
- 筋力に自信のない方はまずは、有酸素運動の要素のある動作を中心にトレーニングに取り組むのもおすすめ
- 物足りないと感じる人は、適度に負荷をかけた「シュラッグ」もおすすめ
僧帽筋は首を短くする悪者扱いされがちな筋肉ですが、私たちの姿勢を正しく保つために働いている大切な背中の筋肉です。
鍛えることもメンテナンスの一環なので、是非まずは気が付いたタイミングに動かしましょう!