お尻のセルライトは筋トレで落ちる?おすすめの筋力トレーニングをご紹介
お尻や二の腕、太ももなど、脂肪がつきやすいところに出来たセルライトは筋力トレーニングで落とせないと聞いたこともある人も多いのではないでしょうか?
特に、お尻のセルライトが出来てしまうと、水着になったときに目立ちやすいだけでなく、お尻の形にも影響が出やすいので、特に気になる部位のひとつです。
この記事ではセルライトの概要をおさらいしつつ、筋トレで改善できるポイントをご紹介します。
セルライトとは
蓄積された脂肪細胞が大きくなり、硬くなることで皮膚の表面に凹凸のように見られる状態のことを指します。
「状態」とあるように、セルライトは皮下脂肪の一時的な状態に過ぎず、医学的・科学的には特別な脂肪として存在していません。
エステサロンで「セルライトは特別なマシンを使用しなければ除去できない」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
理論上は皮下脂肪と同じなので、ダイエットで体脂肪の量を減らせばセルライトにアプローチすることも出来ることになります。
確かに、セルライトをはやく撃退するにはマシンやマッサージで冷え症や血行不良を改善することでより早く効果が得られることは考えられますが、必ずしもエステに通わないといけないわけでもないと思っておいても良いでしょう。
筋トレでお尻のセルライトは取れるの?
結論から言うと、筋トレだけではセルライトを完全に除去することは出来ません。
前述の通り、セルライトは皮下脂肪なのでそもそも体脂肪が多い人はダイエットによって体脂肪自体を減らす必要があります。
- 血行不良の改善
- 脂肪を落としてたるみを改善する
- 筋肉を付けて燃焼しやすい身体を作る
このような要素が重要になります。
特に、お尻や太ももは筋肉の多い部位なので、筋トレで適度な筋肉を付けることでセルライトが目立ちにくくさせることが出来ます。
また、スクワットのような全身運動は血行を促して、セルライトが好む「冷え」の改善に繋がります。
筋力トレーニング+ダイエットでセルライトの原因となる脂肪を落として、必要な筋肉を付けることでお尻のセルライトの改善に効果が期待出来ます。
おすすめトレーニング
スクワット
キングオブトレーニングとも呼ばれる、トレーニングの王道の種目「スクワット」もおすすめです。
お尻だけでなく、太ももの裏側にもアプローチ出来る種目です。
身体が冷えやすい人は、自重で取り組む場合に腕を大きく振るとさらに効果的です。
自重でも十分お尻に効かせることができるので、ジムに通っていない人も自宅で行う事ができますよ!
【祭りです】キングオブ筋トレ”スクワット”でヒップアップ&痩せボディGET!5分間のスクワット祭り
ブルガリアンスクワット
自重でも強烈にお尻に効くスクワットの種目です。
自宅で行う場合はベッドや椅子に脚をかけて行いましょう。
筋力に自信の無い人は、後ろ脚を台にかけずに行う「フロントランジ」がおすすめです。
お尻を狙って行う際は、脚を大きく前に出すと負荷が入りやすくなります。
膝が前に出すぎてしまうと前太ももに負荷が逃げてしまうので、疲れてきても膝はつま先よりも前に出ないようにフォームを保ちましょう。
【ブルガリアンスクワット】自宅でもできる!前ももが張らないブルガリアンスクワット解説
ヒップリフト
ヒップリフトは体幹にもアプローチしながら、ヒップアップにも効果が期待出来る種目です。
比較的動作が簡単なので、運動初心者でも簡単に行う事ができます。
こちらの動画では腰を痛めないように、フォームの注意点を解説しながら動作の紹介があります。
是非チェックしてみてくださいね。
ヒップアップの王道トレーニング!【基本のヒップリフト】
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
- セルライトは皮下脂肪が大きくなり、硬くなっている状態を指す
- エステのマシンや筋トレだけではセルライトは落とすことが出来ない
- まずはダイエットで体脂肪自体を減らすことも大切
- 筋力トレーニングを行うことで、適度な筋肉をつけて体脂肪が燃えやすい身体を作ることができる
- スクワットやブルガリアンスクワット、ヒップリフトは自重トレーニングでもお尻を鍛える事が出来る
薄着の季節に向けて、そろそろボディメイクをはじめている人も多いのではないでしょうか。
是非、筋トレとダイエットでセルライトのない、丸くてキュッと上がったお尻を手に入れてくださいね!