有酸素運動で発生する活性酸素はシワの原因になる?
「アンチエイジングのために有酸素運動を取入れたいんだけど、かえって老ける原因になるの?」
「活性酸素でシワができない運動の強度ってどれぐらい?」
せっかくダイエットや美容のためにウォーキングやランニングといった有酸素運動に取り組んでいるのに、シワの原因になってしまっては本末転倒ですよね。
活性酸素は強度の高い有酸素運動だけでなく、紫外線やストレスでも発生量が増えます。
この記事では活性酸素についておさらいしながら、シワの原因になる活性酸素を押さえるポイントについて解説します。
活性酸素とは
活性酸素は本来、身体を細菌などの刺激から守る働きをする物質です。
しかし、活性酸素が増えすぎるとバランスが崩れてしまい、体内で酸化が始まる原因になります。
体内で酸化が進むことで、皮膚細胞では肌荒れやシミ、たるみなどの老化の原因になりますよ!
活性酸素が増える原因
活性酸素が増える主な原因は次のものがあります。
- 強度の高い運動で呼吸が増える
- ストレス
- タバコや大気汚染
- 紫外線
ダイエット中のストレスや運動もケアや強度を間違えると活性酸素が増える原因にもなりかねないので気を付ける必要がありますよ!
また、活性酸素が増えると免疫力の低下をも引き起こすリスクがあります。
ダイエット中の人で食事制限に取り組んでいる人は特に免疫が下がりやすい傾向があるので、有酸素運動の強度を見直すことや食事でビタミンやミネラルを摂取できているかチェックすることも大切です。
活性酸素とシワの関係
活性酸素が増えすぎることで肌を酸化させ、シワやたるみ、しみを増やしてしまう原因になります。
もともとは身体を守るための免疫機能である活性酸素が増えることにより、肌の潤いを守るコラーゲンやエラスチンを作り出す機能を阻害します。
これにより肌のハリが保てなくなることでシワやたるみが生じてしまいますよ!
また、加齢により年々活性酸素を除去する身体の機能が衰えてくるので注意が必要です。
有酸素運動で活性酸素を増やさないために気をつけるべきポイント
ここからは、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動でお肌のトラブルのもととなる活性酸素を増やさないために注意するべきポイントについてご紹介します。
屋外での運動は必ず日焼け止めを塗って
屋外でウォーキングやジョギングをしている人は日焼け止めクリームを塗って対策しましょう。
活性酸素は運動だけでなく、紫外線を浴びることでも増加します。
紫外線の強いお昼頃ではなく早朝や夕方の時間に取り組むことも対策として有効です。
また、紫外線と聞いて春や夏を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、紫外線対策は一年を通して必要です。
秋や冬にも紫外線は降り注がれていることを意識しましょう。
【お出かけ前に必見】秋の紫外線は3つの〇〇が危険!これを知らないと「秋枯れ肌」になっちゃうかも・・・
運動の強度は隣の人と会話が出来るぐらい
運動の強度が強いことでも活性酸素が増える原因になります。
また、マラソンのように有酸素運動に取り組む時間が長くなっても活性酸素が増加してしまうリスクが高くなるので、20分から30分を目安にすると良いでしょう。
抗酸化作用のある食品で身体の内側からケアしよう
食事の面からも活性酸素対策をしましょう。
抗酸化物質を豊富に含む食材は、食事の彩りになるような濃い色の野菜が多いのも特徴的です。
こちらの記事では、活性酸素を減らすための食事について解説しているので是非チェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にこの記事のおさらいです!
- 活性酸素は本来、身体を細菌などの刺激から守る働きをする物質
- 活性酸素が増えすぎるとバランスが崩れてしまい、体内で酸化が始まる原因になる
- 活性酸素が増えすぎることで肌を酸化させ、シワやたるみ、しみを増やしてしまう原因になる
- 加齢により年々活性酸素を除去する身体の機能が衰えてくるので注意が必要
- 外で有酸素運動に取り組むときは日焼け止めクリームを塗って紫外線対策を行う
- 有酸素運動の強度が高かったり、長時間だったりしても活性酸素が増える原因になる
- 抗酸化作用のある食品は活性酸素の働きを抑える
シワやたるみの原因となる活性酸素は、運動の種類や強度、食事や紫外線といったあらゆる方面からの対策が必要となります。
日頃からできる方法を選んで、美容の大敵となる活性酸素を増やさないように取り組んでみてくださいね!